
越前竹人形の流れを組む関東では髄一の竹人形工房
全国に3箇所しかない越前の流れをくむ竹人形制作工房のひとつ。越前で修行したのちに、日立に工房を構えた。現在では、竹の産地から仕入れた真竹、さらし竹、ごま竹、黒竹、紋竹、虎竹などを用途別に使い分けている。竹は3年ものを使い、さらに3年寝かせてから製作に使用。竹を採ってから、形になるまでに実に6年かかるのだとか。自然素材の竹は時間とともにあめ色に変化してくるのも特徴で、その味わいを楽しんでほしいという。
人形は竹のたたずまいを生かした姿が特徴で、能、歌舞伎や郷土芸能などを題材にしたものを製作している。その和を感じる風合いから海外へのお土産にも人気がある。受注生産が主で、注文から納品までは約1ヶ月(要お問い合わせ)。

下:干支(丑)
