
昔ながらの酒蔵が印象的な佇まい。日本酒「至宝」蔵元。
創業明治35年。昔ながらの風情を色濃く残した川尻商店街の中にあり、日本酒、焼酎を約10種製造、販売している。
代表する銘柄「至宝」は、「日本酒界の至宝になるように」との思いを込めて名づけられた。ラベルの文字は、吉田茂元首相にお願いして書いてもらったもの。漆黒の瓶の色とあいまって歴史の重みを感じる。
昔ながらの蔵は、通年見学可能(要予約)だが、酒造りを見学できる冬がやはりおすすめ。
建物は正門からは少し奥まった位置にあるため、注意を払わないと見過ごしてしまいがちだが、思い切って足を踏み入れると、酒蔵の雰囲気ある世界が広がっている。

